荻窪駅の南口より歩いて数分のところに、昼頃になると古い中華そばのお店に行列ができています
このお店は、創業昭和23年、長野蕎麦職人であった青木勝治氏を中心に、
5名の有志が開業した中華蕎麦店です
創業時の5名はそれぞれ独立し、荻窪丸新、中野永楽、荻窪栄龍軒、中野大勝軒と、この丸長の味を広げていったわけです
また、このお店で修業したのが、東池袋大勝軒の創業者、故山岸一雄氏であり、
つけ麺を日本に広く普及させたことでも有名です
そんなつけ麺のルーツともいえるのがこの丸長ではないでしょうか
この日は、いつも通り店の前には6人ほど並んでいました
待つこと数十分、カウンター席に案内されます
店の中には、メニューが張り出されています
また席にはメニュー表も準備されています
しばらくすると、注文をとりにきました
今回頼んだのは、チャーシューつけ麺、大盛
カウンターですので、つけダレをつくる店主の姿がよく見えます
すげー、コショウと塩入れてます
そして何やら、黒い液体を入れながら完成されていきます
つけダレはこんな感じ
器からあふれんばかりのチャーシューが嬉しい限り
そして麺は
大盛のツヤツヤした麺に、刻みのりがふりかけられています
このままでは、つけダレに少し麺を入れにくい・・・
麺の器にチャーシューを少し移して、麺を入れるスペースを確保し食べていきます
つけダレは、醤油、酸味があり、コショウも効いておりスパイシーな濃い味、
そこに麺を絡めながら食べ進みます
このつけダレに、この麺の相性はよく、美味しく食べ進めることができます
そこに、大量のチャーシューのアクセントが加わります
目の前にある調味料で、味変して食べ進むのもありです
食べ進めると、器に丸長の文字が現れ、少しうれしくなり写真を撮ってしましました
ここで、最後に、スープ割をもらいます
荻窪にある、つけ麺のルーツ、
つけ麺好きなら、この歴史と味を試してみてはいかがでしょうか
(2020年12月7日訪問)